![御殿場駅発着!富士急行路線バスで行く御朱印めぐりの旅 [後編]](https://gotembatourism.jp/wp-content/uploads/2025/03/gm_icatch_vol2.jpg)
御殿場周辺には、まだまだ魅力的な神社やお寺がたくさん!
前編に続き、御朱印をいただけるスポットを巡りながら、歴史やご利益に触れる旅を楽しみましょう。
後編では、特殊な場所にある神社や御朱印がもらえるお寺などの番外編をご紹介!
富士山の雄大な姿を眺めながら、のんびり御朱印めぐりの旅を続けませんか?
御殿場周遊乗り放題きっぷ 2日間有効
御殿場市・小山町発着の富士急バスが乗り放題のとってもおトクなきっぷです。御殿場での観光・ショッピングに、富士山ハイキングに、2日間乗り降り自由!
■料金:大人2,200円(中学生以上)、小学生1,100円
■発売場所:御殿場駅富士山口バスターミナル出札窓口(営業時間10:00~12:00、13:00~15:00)※併設の自動券売機では7:30から発売
https://www.fujikyumobility.com/_pdf/ticket.pdf
■運行時刻:富士急行バスホームページをご確認ください。
https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/gotemba/
※御朱印をいただく前にまず参拝しましょう
※お釣りのないように小銭を用意しましょう
※神社により社務所不在の曜日・時間帯がございますので事前にご確認ください。
※お出かけの際は、必ずバスの運行時刻を確認してください。
富士山のために作られた完全オリジナルの『富士山御朱印帳』

富士山御朱印帳(2200円)
① 富士山頂上浅間大社奥宮
標高3712m!日本一高い位置に鎮座する神社
富士山頂上に鎮座する、富士山本宮浅間大社の奥宮。夏の富士山開山期間中のみ訪れることができる。この富士山を御神体とし、浅間大神(木花之佐久夜毘売命)を主祭神、瓊々杵尊、大山祇神を相殿神としてお祀りしている。富士山の噴火を鎮めた御神徳により崇敬を集め、富士山信仰の広まりと共に全国に祀られた1300余の浅間神社の総本宮と称される。本殿は、静岡県富士宮市にある。
意外と広い!?富士山頂
奥宮で御朱印をいただいたら、頂上噴火口の一番てっぺん、富士山の最高峰剣ヶ峰(3776m地点)を目指そう。奥宮からはさらに64m登るが、せっかくここまで来たからにはぜひ最高地点に立ってみよう。山頂郵便局もあり、登山証明書を発行している。富士山の風景印が押されるはがきや手紙の投函もできる。
写真:剣が峰

富士山の御神徳を拝しながら登っていただく御朱印のため『登拝』と記されている。富士山頂上に到達しなければいただくことができない御朱印だけあり、手にした時の感慨もひとしお。その年による特別記念印もある。

名称 | 富士山頂上浅間大社奥宮(ふじさんちょうじょうせんげんたいしゃおくみや) |
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住所 | 富士山山頂 |
電話 | なし |
開扉時間 | 日の出頃~午後4時頃(夏山開山中のみ) |
交通 | 御殿場ルート:夏季登山バス①番のりば「御殿場口新五合目」下車徒歩9時間 富士宮ルート:夏季登山バス①番のりば「水ヶ塚公園」乗換「富士宮口五合目」下車徒歩6時間 ※富士山頂までのルートは4つあるが、御殿場ルートの標高差や道のりは健脚者向け。 御殿場ルートよりスタート地点が1000m程高い富士宮ルートから登り、御殿場ルートで下山するのがお勧め。 御殿場ルートの下山道には、1歩で3m進むといわれる、宝永山噴火により厚く積もった火山灰と砂礫(されき)からなる約7キロの大砂走りがある。 いずれにしても両ルートとも本格的な山登り装備、山小屋泊が必要となる。 |
③ 浄土宗 廣智山佛心院 大乗寺
開基は1469年。阿弥陀如来(善光寺型弥陀三尊)をご本尊とするお寺。前本堂は地震により崩壊、現本堂は1771年に再建開始され、完成まで約50年かかったといわれる。江戸時代の宮大工、大隅流と立川流が関わり、欅や桜の大木が使われている。堂内では立川流の彫刻や、四季の欄間など、見ごたえのある宝物が見られる。境内にはPH8.2、水温12.5℃富士の伏流水「天明水」が湧いており、この水が注ぐ池は遠州流の造りで、大きな鯉が元気に泳いでいる。池のほとりや庭園には、さつきなどの草木花が季節毎、色とりどりに咲き誇る。


阿弥陀如来、南無阿弥陀仏、一光三尊の3種。住職が不在の時は書き置きで対応している。
名称 | 浄土宗 廣智山佛心院 大乗寺(だいじょうじ) |
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住所 | 〒412-0005 静岡県御殿場市仁杉857 |
電話 | 0550-89-2482 |
受付/御朱印 | 10:00~16:00 |
交通 | 河口湖線①番のりば「仁杉」下車徒歩2分 |
④ 浄土宗 雲逞山 龍宝寺
北条早雲が開基のお寺、浄土宗 雲逞山 龍宝寺。永正五年辰の年(1508)北条早雲氏により開基され、正譽求願和尚(浄土宗)を開山。元禄九年(1696)に大久保忠朝により修繕が施されている。江戸時代末期に罹災し本堂を焼失、明治に入り仮本堂が建立されたが、その後無住となった。昭和十九年(1944)暢譽了音和尚が再興し、平成十八年(2006)に永譽実音和尚が現本堂を建立した。寺の裏手には永代供養霊廟や檀家さんの墓地があるが、晴れた日はすばらしい富士山を一望できる。富士山をバックに、龍宝寺観音が万物を見守っている。
龍宝寺観音
宗祖法然が詠まれた和歌「月かげ」がしたためられている。「阿弥陀様の本願は月の光のように平等にふり注いでる。南無阿弥陀仏と称えれば、阿弥陀様によってみな平等に救われる」と詠んでいる。書き置き。

名称 | 浄土宗 雲逞山 龍宝寺(りゅうほうじ) |
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住所 | 〒412-0000 静岡県御殿場市ぐみ沢351 |
電話 | 0550-89-1119 |
受付/御朱印 | 10:00~16:00 ※お彼岸やお盆の時期など対応できない場合あり |
交通 | 河口湖線①番のりば「山口」下車徒歩1分 |
⑤ 日蓮宗 妙光山 感應寺
富士山のおひざもと御殿場市の中央に位置するお寺。元は龍神さま(水神)を祀る三島本覚寺の境内、現在の三島楽寿園の小浜が池のほとりにお堂があり、東海道の旅行く人々の参詣が絶えないお堂であった。現在の本堂には日蓮聖人の大曼荼羅御本尊を奉安されている。かつて近隣に富士山測候所があり、庭の桜が御殿場の標本木として観察されていた。開宗700年の記念塔も立っていて、中には経を書写した経石が納められている。地域の人々に愛され、お寺ヨガなども開催される。


『妙法』と書かれている御朱印と、『南無妙法蓮華経』と書かれている御首題が拝受できる。
名称 | 日蓮宗 妙光山 感應寺(かんのうじ) |
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住所 | 〒412-0041 静岡県御殿場市茱萸沢1335 |
電話 | 0550-82-2995 |
受付/御朱印 | 9:00~16:00 ※お彼岸やお盆の時期など対応できない場合あり |
交通 | 青年の家線①番のりば④番のりば「丸太橋」下車徒歩5分 |